6月11日(土)に一緒にUstの「神戸発!元気情報発信」を配信している八重尾君と3人で石巻へ伺いました。
今回は震災以降ずっと現地と各地を結んで支援しているSocial TOURに合流する形で、宮城県石巻市で炊き出しをさせていただきました。
小学校ではやはり出来立てのものを食べることは少ないようで(パンとかおにぎりとか)、その日作らせてもらったトン汁をみなさん「ありがとう」「お野菜うれしいよ」といいながら食べてくださいました。
お手伝いをしてくださった避難所のおじさんは、ご自身が大変なのにもかかわらずとても気を使ってくださいました。
「ずっと体調悪くて食べれないかと思ったけど、おいしかったのでおかわりを」ときてくださった女性。
当日は炊き出しのほかに、八重尾君と「愛はひとつになる」で復興支援をしているRIOさん、くるるさんとの即興コラボでほんのひと時でしたが音楽を楽しんでいただきました。
炊き出しに伺った地域は、さほど被害がない・・・ように見えただけでした。震災後建てられたスーパーや大型量販店などを見ると、なんら不自由なさそうでしたが、震災前からあるネットカフェなどに近づくと、1階部分は津波で破壊され休業状態。よくみると、信号もついていないところがあります。
系列店や自力で再建しているところと、多少道路の瓦礫が道路わきに移動した以外は手付かずのまま。
そして、車を石巻港のほうへ。
絶句しました。
「見なきゃわからないよ」支援に行った人から聞いていた言葉、実感しました。
写真では伝わらない、その場の空気。
なぜ??という言葉が頭を駆け巡る。
なぜ?どうして?
それでも、生きていかなくてはいけないんですね。この地で。
一つずつ一つずつ、気の遠くなる作業を長い時間をかけてしていくしかありません。
みなさん、もう大丈夫なんて言わないでください。
まだまだまだまだ
支援は必要です。
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